上の画像にもあった様に
お腹の赤ちゃんの重さが大きくなるほど
ママの腰に掛かる負担も大きくなっていきます。

だからこそ
戌の日を迎えたあたりから
「晒し」や「骨盤ベルト」
を巻いたりします。

もちろん巻くことで骨盤が
過度に開いてしまい
腹圧が低下することを軽減しますが、
ママの身体が
そもそも姿勢が悪い場合
そこで固定しても逆効果
だったりします。

画像にもある様に
赤ちゃん、胎盤、羊水を
すべて含めると妊娠後期には
３〜４kgの重さになります。

この重さが姿勢が悪いと
背骨の湾曲が崩れてしまい
腰に掛かる負担が大きくなり
その重さは数倍の
１０〜１５kg以上の重さになってきます。
崩れ方によってはもっとかもしれません。

だからこそ妊婦さんの姿勢（背骨）は
出来るだけ良い位置を保ってほしいです。

最近は帝王切開になる人が
昔と比べて増えているそうです。

その理由の一つとして
『骨盤底筋群』の筋力低下があります。

要するに骨盤の底にある筋肉が弱くなり
お腹の赤ちゃんが子宮口側へ圧迫され
切迫早産になりやすくなってしまうんです。。

理想を言えば！！
妊娠前から体づくりをすることが大事。
しかし妊娠してからでも
ここを鍛えることはできます！

画像の様に仰向けでお尻を引き上げる動作。
これを５〜１０回ほど繰り返しましょう。
この時に意識してもらいたいのは
腰を反るのではなくて
【お尻の奥が締まる】イメージ
もっと言えば
【膣が締まる】イメージ
です。

ここの「意識」はめちゃくちゃ
大事なことなのでしっかり頭に入れて
実践してみましょう！！

妊婦さんの姿勢を整えてもらいたい
理由その２はお腹の赤ちゃんが
苦しくない様にしてほしいということ。

ママの「骨盤底筋群」が弱いと
腹圧が低下して骨盤が不安定になり
お腹にいる赤ちゃんが
苦しくなってしまうんです！！

これは大変！！

ここ数年、スラッとし過ぎている
女性が多い様に感じます。
ただ細ければ良い！みたいな…
太り過ぎも良くないですが（笑）

つまりは
【骨盤底筋群】
が弱くなっている女性が
非常に多いなと感じます。

この背景には
和式トイレがなくなったり
椅子に座る時間が長かったり
運動不足だったり
重たすぎるランドセルとか
スマホの見過ぎとか
あげればキリがないですが…

もし妊娠しても
「１０月１０日」
お腹の中に赤ちゃんを
守っておく筋力がない！！
という事になります。

これに関しては本当に最近危機感を感じます。
もしこれを見た方で女の子のお子さんがいる方は
今一度姿勢を見直してあげてください！！