「最近、深呼吸がうまくできない…」
「肩がいつも重い」
「姿勢が悪い自覚はあるけど、どう直せばいいのかわからない」

そんなお悩みを抱えている方は、とても多いです。
そして、その背景にあるのが、“猫背”です。

猫背と聞くと、「背中が丸い」「見た目が悪い」などのイメージが先行しがちですが、実はそれだけではありません。
猫背は呼吸の質を低下させ、自律神経のバランスを崩し、さまざまな不調を生む“機能的な問題”でもあるのです。

この記事では、
• なぜ猫背で呼吸が浅くなるのか？
• 呼吸が浅くなると身体にどんな影響があるのか？
• どうすれば猫背と呼吸の両方を改善できるのか？
を分かりやすく解説していきます。

呼吸において重要な働きをしているのが、「横隔膜（おうかくまく）」という筋肉です。
横隔膜は肋骨の内側にドーム状に張り、呼吸をするたびに上下に動くことで肺を膨らませたり、しぼませたりします。

しかし、猫背になるとこの動きが制限されてしまうのです。

理由は以下の通りです：
1. 肋骨の動きが固まる
　→ 猫背になると胸がつぶれ、肋骨が開かなくなります。
2. 横隔膜が動かなくなる
　→ 肋骨が動かないことで、横隔膜も本来の可動域を失います。
3. 肩を上げる浅い呼吸になりやすい
　→ 肺の上部だけを使った浅い呼吸になり、息苦しさや疲労感の原因に。

つまり、姿勢が悪くなることで、呼吸の「器」自体が圧迫され、呼吸が浅くなってしまうのです。

呼吸が浅くなると、体内に十分な酸素が取り込めません。
その結果、自律神経のバランスが乱れやすくなり、以下のような不調が起こります。
• 疲れやすい・回復しにくい
• 集中力が続かない・頭がぼーっとする
• 寝つきが悪い・眠りが浅い
• 冷え・むくみ・便秘
• 情緒不安定・不安感・イライラ
• 慢性的な肩こり・首こり・腰痛

つまり猫背は、単に「背中が丸い」だけの問題ではなく、
内臓・神経・筋肉すべてに影響を与える“身体の土台の崩れ”といえるのです。

猫背は、他人からの印象にも大きく影響します。
背中が丸まっていると、以下のような印象を与えてしまいます。
• 老けて見える
• 自信がなさそうに見える
• 疲れている・元気がない印象を与える

逆に、胸を開き背筋が伸びた姿勢は、若々しく、健康的で、エネルギッシュに見られる傾向があります。

つまり猫背を改善すれば、“体調”だけでなく“見た目の印象”も大きく変わるのです。

D-Roomでは、「猫背改善×呼吸機能の回復」をテーマに、整体とトレーニングを組み合わせた施術を行っています。

仰向けに寝て、ゆっくり深呼吸してみてください。
そのときに…
• 肩が上下に大きく動く
• お腹だけ過剰に膨らみ胸が動かない
• 吐くときにお腹がうまくへこまない

これらが当てはまる人は、横隔膜がうまく使えておらず、猫背によって浅い呼吸になっている可能性が高いです。

「猫背を直そうとして背筋を伸ばすけど、すぐ戻る」
「意識しても姿勢がつらい」

こう感じたことはありませんか？

それは、体を支える深層筋（インナーマッスル）が働いていないことが原因です。
正しい姿勢を維持するには、骨格が整っていることに加え、
• インナーユニット（横隔膜・腹横筋など）
• 背骨を支える多裂筋
などの深層筋が自然と働く状態が必要です。

そのためには、筋トレでもストレッチでもない「機能的トレーニング」が不可欠です。

猫背は、単なる見た目の問題ではありません。
呼吸を浅くし、自律神経を乱し、体調や感情、そしてあなたの印象にまで影響を与えます。

でも逆に言えば、猫背を改善することで、
• 呼吸が深くなる
• 自律神経が整う
• 疲れにくくなる
• 肩こりや不眠が改善される
• 姿勢が良くなり若々しく見える

という、心と体の両方にポジティブな変化をもたらすことができるのです。

「なんとなく調子が悪い」
「呼吸が浅い気がする」
「見た目も機能も良くしたい」

そんな方は、ぜひ一度、“姿勢×呼吸”の本質改善に取り組んでみてください。

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猫背と呼吸機能を同時に整える体験メニューをご用意しています。
「整体だけじゃ変わらなかった」「意識しても猫背が戻る」そんな方にこそ体感してほしい内容です。