呼吸は、生きている限り1日約2万回も繰り返される「無意識の運動」です。
この呼吸が本来の仕組み通りに行われていれば、全身はリラックスし、筋肉も無駄に緊張せずに済むようにできています。

ところが現代人の多くは、
スマホ・パソコン作業・ストレスの多い環境などの影響で姿勢が崩れ、胸まわり（胸郭）が硬くなってしまっています。

その結果、本来であれば横隔膜をしっかり使って深く吸うはずの呼吸が、胸だけで浅く、速く、緊張した呼吸に変わってしまうのです。

深く呼吸できないとき、体はどのように酸素を取り入れようとするかご存じですか？

それが「肩・首まわりの筋肉を動員すること」。

具体的には、
・僧帽筋（肩の上部）
・胸鎖乳突筋（首の前）
・肩甲挙筋（肩甲骨と首をつなぐ）
といった筋肉が、呼吸のたびに頑張って働くようになります。

つまり、呼吸のたびに肩こりを作ってしまっている状態が、日常的に続いているのです。

肩が凝っている人の中には、
「吸うと肩が持ち上がる」「呼吸が浅く、速い」
という特徴がよく見られます。

呼吸が浅くなると、単に筋肉の疲労だけでなく、
自律神経にも影響が出始めます。

浅く速い呼吸は、交感神経（緊張・活動モード）を優位にし、リラックスができにくい状態に。

その結果、夜も眠りが浅く、疲れが取れない体質になっていきます。

逆に、深くてゆったりした呼吸ができる人は、副交感神経が働きやすく、体も自然と緩みやすい状態になります。

つまり、「肩こり＝筋肉の問題」ではなく、「肩こり＝呼吸と神経の問題」でもあるということです。

D-Roomでは、単なる肩もみやストレッチではなく、
「なぜ肩がこってしまうのか？」を姿勢と動作の両面からチェックしていきます。

特に、呼吸に着目した肩こり改善としては、以下のようなアプローチを行います。

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① 姿勢と胸郭の評価

呼吸を妨げている原因の多くは、「姿勢の崩れ」と「胸郭の硬さ」。
猫背や巻き肩、スマホ首などがあると、肋骨まわりが動かなくなり、
呼吸の質が著しく低下します。

まずは整体で肋骨・胸椎・肩甲骨まわりの可動性を出し、呼吸がしやすい体の土台を整えます。

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② 呼吸トレーニングで腹圧を高める

呼吸を深くするためには、横隔膜がしっかり動くことが重要。
そのために、「腹圧を高めるエクササイズ」を取り入れます。

腹圧が高まることで、姿勢が安定し、
肩や首への負担が減っていきます。

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③ インナーマッスルの再教育

姿勢を支えるための深層筋（インナーマッスル）が弱っていると、どうしても外側の筋肉（肩・背中など）が頑張ってしまいます。

整体だけで終わらず、トレーニングで
・体幹の安定
・肩甲骨の正しい位置
・自然に呼吸できるポジション
を身につけていくことで、再発しない体づくりを目指します。

肩こりに長年悩んでいる方の多くは、
「肩に原因があると思っていたけど、実は姿勢や呼吸だった」
と、アプローチを変えたことで変化を実感されています。

肩だけにフォーカスしていては、いつまでも“根本の原因”が残ったまま。
本気で肩こりを改善したいなら、
まず「呼吸」と「姿勢」を見直すことが近道です。

「毎日肩が重いのが当たり前」
「もう何年も肩こりが続いている」
そんな方こそ、今こそ体を変えるタイミングかもしれません。

D-Roomでは、あなたの体の状態やクセを丁寧にチェックし、
「肩に頼らない体」づくりをお手伝いしています。

「呼吸なんて意識したことがなかった」
「本当に変わるの？」と思った方も、ぜひ一度体験してみてください。 頭が軽くなる

そんな変化を、あなたの体でぜひ実感してください。

“呼吸が変われば、肩も心も、軽くなる”
あなたのご来店を心よりお待ちしています。