さて、もしご自身が腰痛になったら何をしますか？
まず思い浮かぶのは、きっと腰を揉んでもらうことではないでしょうか？
僕も昔はよ〜く揉んでました。
その直後は「あースッキリした！」と思うかもしれません。
しかし、次の日からはどうでしょう？
また腰痛に苦しむ日々が始まりませんか？

そう、腰を一生懸命に揉んでも中々良くならないんです。
これは一生懸命に揉む側だったからわかります。
腰だけ揉んでも治らない！！

皆さんは「ギックリ腰」をしたことがありますか？
実はこのギックリ腰が多くなる時期があるんです。
いつだと思いますか？？

忘年会シーズン、年末年始なんです。
そこに限らず外食や飲み会が極端に多くなる時期は要注意。
アルコールに限らず外食をするとどうしても、
味の濃い物や砂糖、添加物が多く含まれた物を多く摂取してしまう傾向にあります。

つまりは消化に負担がかかり、腸が硬くなる時期は
腰痛が悪化する可能性が顕著に高くなるということなんです！！

腰痛の大敵はもう一つ！！
それは【グルテン】です。
グルテンフリーが有名になったので
この言葉を聞いたことある人は多いと思います。

これが何かと言うと小麦に含まれる
「粘着物質」だということ。

これが腸内に入ると、腸にへばり付いて炎症を起こすと言われています。
パンを食べすぎるとお腹が張る事ありませんか？
その原因これなんです！

また、某大手小麦メーカーさんに関係する方が
偶然クライアントにいらっしゃいまして。
その方から聞いた話が
「今、日本に出回っている９割以上の小麦は品種改良でグルテンの量を意図的に増やしている。だからあんなにモチモチしたパンを作ることができる」
ということなんです。
すごーく納得しました（笑）

美味しいものには罠があるとはこのことですね〜

まずは内側からのアプローチは必須です。
「人の体は食べているものからできている」
と言われるのはまさにその通りで、
食べるものの改善は非常に大切です。

先述したグルテンを減らすことはもちろん大事です。
そこを変えるためにも意識したいのは、
日本人が昔々から食べてきたものをたべよう！！ということです。

基本は「まごはわさしい」です。
これにプラスして玄米を取り入れていくと理想的です。

何事も完璧は難しいと思います。
パンは美味しもん！！（笑）時々は良いんですよ！
だからこそ日常を整えて腸内環境の整備をしておく。
そうすれば多少食生活が乱れたって腰痛につながる程の影響は出なくなります。

食事は日々の積み重ね。
まずは日常で食べているものを変えてみましょう！

昨今は「腸揉み」なんて言葉も聞くようになりました。
腰痛には腰を揉むだけではなくて、
「おなか」をアプローチしてあげることも
ものすごく重要なポイントになります。

腰を直接揉む事はしなくても
おなかをしっかりアプローチするだけで
腰痛が消えていくこも、よくある事です。

腰周りに付いている筋肉は層になっていて
その一番奥にある筋肉の目の前には腸が張り巡らされています。
だからこそおなか側を適切にアプローチしていくと
腰痛が緩和されていくのです。

昔、硬くなっている腰の筋肉を一生懸命に揉んでいたのが何だったのだろうと思います（笑）

おなかの深層にある腰痛の原因を除去するために
おなか側を適切にアプローチしてもらいましょう！